歯周病とはどんな病気?
歯周病は無症状のまま進行していきます
歯周病は虫歯のように歯に直接ダメージを与えるのではなく、歯を支える骨などの歯周組織を破壊していく病気です。初期症状では虫歯のような痛みなどもなく、自覚症状がほとんどないまま悪化してしまいます。重症化すると最悪の場合、抜歯するリスクもあるのです。
また、歯周病は全身疾患とも深く関わっています。体内に入り込んだ歯周病菌が血流によって全身を巡り、心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化、糖尿病などのさまざまな病気の発症リスクを高めます。妊娠中の場合は子宮の収縮を強めてしまい、早産や低体重児出産を招くケースもあります。
歯ぐきからの出血や腫れ、口臭などは歯周病がすでに進行している可能性がありますので、症状を放置せずにできるだけ早く治療を受けるように努めましょう。
歯周病にかかわる、こんな症状はありませんか?
- 歯磨きのときに歯茎から出血する
- 口臭が強くなってきた
- 以前より歯茎が下がっているように感じる
- 歯茎が腫れてぶよぶよしている
- 歯がうずうずする感じがある
- 歯がぐらつくようになった
お早めにご来院ください。